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2023.05.01|
お知らせ
新渡戸稲造「武士道」
「私は、ヨーロッパの人々が私たちの念入りな礼儀作法の躾(しつけ)について、軽蔑的な言葉をはいたのを聞いたことがある。
彼らの批判は、そのような躾が私達の思考力を奪ってしまい、その限りにおいて、礼儀作法を厳格に守り通すことが実に馬鹿げて見える、というものである。
儀礼的な礼儀作法には確かに不必要なくどくどしさがあることは私も認める。
しかし、西洋でたえず移り変わる流行に執着することが馬鹿馬鹿しい限りであるのと同じくらいに、私たちの礼儀作法が馬鹿げたところをもっているかどうかについては、私はまだすっきりしない疑問を残している。」
